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北海道大学 Cranio-Maxillo-Facial Surgery

ご挨拶

形態、機能、そして 美
第36回日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会
会長 山本 有平
(北海道大学 形成外科 教授)
会長 山本 有平

身体の臓器別の診療科ではない形成外科にとって、本学会は、人体の部位名を冠している唯一の学会であり、一般市民や研修医への形成外科学の理解や啓蒙に極めて大きな役割、そして責任を有しております。本学会の理念は、「顔面とその近接する頭部や頚部などの領域における幅広い疾患に対する集学的な外科治療の進歩及び発展に努める」ことであり、具体的には、

  • 頭蓋顔面の骨格性変形を治療する頭蓋顔面外科
  • 顎を中心とした骨格性変形を治療する顎顔面外科
  • 頭頚部癌の再建治療を行う頭頚部再建外科
  • 唇顎口蓋裂・小耳症等の顔面先天性発育不全の治療
  • 顔面骨骨折の整復
  • 外傷及び腫瘍切除後の顔面組織の再建
  • 顔面神経麻痺や眼瞼下垂等の顔面先・後天性疾患の治療
  • 顔面及び頭頚部の整容・美容外科

等が対象となります。

この度、本学会の第36回総会・学術集会を主催させて頂くことを、教室員ならびに同門会員共々誠に光栄に存じております。

人間の臓器、身体の部位において、いろいろな形、形態があり、さまざまな働き、機能があり、そして美しさ、美が求められます。そして、それが特に強く求められるのは、顔、顔面、そう頭蓋顎顔面領域です。そんな思いを込め、本学術集会のメインテーマを、「形態、機能、そして 美」といたしました。学術集会における広報活動の主役には、イタリアのパルマ国立美術館にお願いし、Leonardo da Vinciの名画 “ほつれ髪の女”にご登場頂きました。その格調の高さは、大きな反響を得ております。また、4つの学会会場も、イタリア語表記で、“Nord”, “Mare”, “Strada”, “Terra” と命名し、その言葉の持つ意味による謎解きをお楽しみ下さいませ!

現在、私は、本学会理事長と本学術集会会長の任を、同時に拝命する栄誉を賜わり、役員ならびに会員の皆様方には、心より御礼申し上げます。その感謝の意を表したく、理事長・会長講演「私の顔面外科史〜形態、機能、美」の機会を設けさせて頂きました。私が形成外科医、再建外科医、そして美容外科医として生きてきた30年余を振り返って、最も印象に残る、顔面への外科手術業績について、“形態”、“機能”、“美”に分けてお話しいたしたく存じます。特別プログラムでは、当教室の頭蓋顎顔面外科を大きく発展させた福島県立医科大学形成外科教授 小山明彦先生、ならびに韓国形成外科学会における新進気鋭のリーダーであるソウル大学校形成外科教授 Hak Chang先生に特別講演をお願い致しました。そして、帝京平成大学理学療法科教授 栢森良二先生に「顔面神経麻痺のリハビリテーション」について、北海道大学病院医療安全管理部教授 南須原康行先生に「医療倫理」について、教育講演をご依頼しております。

さらに、本学術集会のメイン企画として、「いろは」シリーズ~勇気を持って一歩を踏み出す!、「匠」シリーズ~達人の技に学ぶ、「通」シリーズ~重箱のすみまで、「しくじり」シリーズ~貴重なUnfavorable result caseから学ぶ、の4部構成からなる、16 テーマの教育パネルディスカッションを設けました。この有意義なセッションの企画にご賛同頂いた多くの先生方のご尽力に心より深謝申し上げます。是非とも、本会に参加される専攻医からベテラン医師まで、幅広い層の方々に大いに楽しんで頂きたく存じます。

おかげさまで、形成外科領域を中心に、歯科領域からも多くの演題申請を得て、これまでの学術集会史上最多となる計 252 演題の応募を頂きました。本学会のさらなる活性化、そして全国の形成外科医から大いなる注目を浴びるような、勢いのある先進的な学会になるため、本学術集会がその一助になることができましたら、望外なる喜びに存じます。

最後になりますが、これまで、大浦武彦初代教授が第11回学術集会を、杉原平樹2代教授が第16回学術集会を主催されており、北海道大学医学部形成外科同門会員にとりまして、とても思い入れの深い学会であります。清涼なる10月、趣きある北の大地を、学会とともに皆様にお楽しみ頂けますよう最善を尽くしたく存じます。深まる秋の札幌で皆様を心よりお待ち申し上げます。